東條由佳&平松実紗展 「ここにはいないひと」

東條由佳&平松実紗展
「ここにはいないひと」

2016.11.15(tue)〜20(sun)
12:00〜19:00
(最終日のみ〜18:00まで)

☆オープニングパーリィ☆
11/15(tue)18:00〜

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〒600-8108
京都市下京区五条通新町西鈁町25-104A
※地下鉄五条駅2番出口より徒歩5分

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「ここにはいないひと」

東條由佳、平松実紗、共に2014年に京都造形芸術大学美術工芸学科総合造形ゼミを卒業し
現在京都市東山区のイズミスタジオにて作品制作を行う。

東條由佳は人物が着用する衣服の「しわ」を描き起こし、平面、映像作品を制作している。
東條の描く「しわ」は人の動きにより生じるものが多くを占めている。
モデルとなる人物の存在はモチーフを生み出す重要な要素でありながら、散りばめられ敷き詰められ、
一人の人間としてではなく人体の一部として抽出される。
顔や手など露出した部位は除かれ、胴や腕など衣類をまとった「しわ」の生じる部分だけが
内包された存在の輪郭を描き出す。画面上で分解と再構築を繰り返し作品が完成する。

平松実紗は平面作品を中心としたインスタレーション作品を発表している。
死ぬこと、生きること、「正体のわからないもの」を見つめる方法として
赤いペン画、ドローイングや彫刻、道ばたの石ころなどなんでも空間に落とし込む。
パフォーマンスなど作家自身も含めた作品など様々な形態でのアプローチを試みる。

わりと最近まで六畳一間にシングルベッド二つ並べて寝た。夏は暑かったし冬は寒かった。
今までどうやって乗り切ったか本当に思い出せないという会話をした。

過去14回グループ展で一緒に出展したことがある二人。満を持して二人展を開催いたします。